食品添加物の闇を斬る!


皆さんは、豆腐を買ったことがあるだろうか?

たいていの日本の主婦の方ならあると思う。また、男性の方も、自炊をやってる方や、奥さんに買ってきてと言われる方も買ったことがあると思う。

そういう時、皆さんはどのような商品を買うだろうか?安い商品か、それとも高くて品質の良い商品だろうか?

 

まあ皆さんの好みは人それぞれだろうが、安い豆腐だと、この原材料にこう書いてある。

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これはイオンの系列店であるBIG A で販売していたものだが、原材料の欄に

 

「シリコーン樹脂」

 

と書いてある。

これはいわゆるシリコンで、シリコンが入っている目的は何かというと、主に容器と豆腐本体の引っ付きを防ぐためと思われる。

シリコンの用途は、主に潤滑剤である。物質同士の摩擦を防ぎ、離れをよくするためだろう。豆腐の場合は水が使われているが、水は結構重い。なので、より多くの商品を運搬するために、容器を小さくし、中に入れる水を減らして1個当たりのコストを削減する。そのためにシリコーン樹脂が使われていると思われる。

 

これを見て異物が入っていると大騒ぎする方もいるだろう。

「シリコンが入っているから、安物は買わない!」

「食品添加物は悪!絶対に体を壊す!」

などなど。

 

だがそんな光景を見て、おいらは思うのだ。

「うわ、また馬鹿が騙されてるよ。」

 

まず、毒物の基本中の基本は「質より量」である。確かにシリコーン樹脂を1㎏とかいっぺんに摂ったら危険だろう。だがそれは砂糖も塩も同じだ。砂糖も塩も大量に摂れば体調を崩す。だが適量ならば悪影響は無く、むしろ体に良い。

 

シリコーン樹脂も、体に良い影響があるかは知らないが、少量ならば悪影響は無い。で、300gの豆腐本体に、シリコーン樹脂はいかほど含まれているのか?おそらく1gもない。もしかしたら1㎎もないかもしれない。

おいらも食品会社に勤めていた時は、よく調味料の作成を行っていたが、20㎏の酒粕に対して、化学調味料の類はせいぜい10g程度だ。20㎏のメイン材料に比べて数gである。その程度の割合でしか入っていない。まあ詳しい調合割合は非公開なので言えないが。

つまりシリコーン樹脂は入ってはいるがごく少量だ。それがどのような悪影響を及ぼすというのか。

 

次に少量でも人体に蓄積されていつの間にか悪影響が出るという人もいるが、それに関しても、「人間は排泄をする」で片づけられる。

 

つまり、安い豆腐の中に含まれているシリコーン樹脂は、人体への悪影響は無いと言える。皆さんもデマや煽りには騙されないでほしいし、これらに騙されている人には近づかない方がいいだろう。彼らは詐欺に遭いやすい連中だし、一緒にいたら巻き添えを食らうかもしれない。皆さんの大事な資産を守るためにも、このような案件に騙されている人には近づかないようにしよう。

 

今回はシリコーン樹脂を取り上げたが、他の食品添加物も同じようなことが言える。大事なのは、常識を超えた量を摂らないこと。常識的な範囲で利用するのなら悪影響は無い。

 

コンビニ弁当とかも、栄養の偏りや値段などで批判するのならわからなくもないが、中の食品添加物で批判するなら的外れだ。まあ嫌なら食べないのは勝手だが、おいらはたぶん必要なら買うだろう。まあ高いというのはあるからあまり買わないが。

 

これと同じような事例に、福島第一原発の処理水の問題があるが、ものすごく希釈されているものを放出することの何が問題なのだろう?これも言ってみれば

 

「馬鹿が騙されている」

 

のだろうな。賢明な皆さんはこのようなデマや煽りにはくれぐれも引っかからないように注意されたし。

まあ福島第一原発の処理水に関しては別の機会に。

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