金融庁の資産運用シミュレーションを活用しよう


まず、Googleで「金融庁 資産運用シミュレーション」と検索しましょう。

すると、このような画像が出ます。

大体一番上に金融庁のHPが出るので、そこをクリックします。

すると、このような画面が出るはずです。

これは、毎月いくら積み立てて、年利何%で運用したら、何年後にはいくらになるのかをシミュレートするものです。今回はこれを使って遊んでみますw

 

自分が積み立てているのは毎月3万円なので、毎月3万円を年利5%で運用してみましょう。

10年後と20年後を見てみます。

10年後が4,658,468円、20年後が12,331,010円。期間は2倍なのに、金額は3倍近くになっています。実はこれこそが複利効果なのです。

なぜこのようなことが起きるのか。それは、収益の部分にも利息がかかるからなのです。

 

例えば、100万円を年利5%で運用したとしましょう。すると1年後には105万円になります。

そうしたら、2年後にはどうなるでしょうか?110万円?いいえ、違います。

2年後の元本は100万円ではありません。105万円です。これに年利5%がかかるのです。110万2500円です。つまり2500円分余分に儲かっているわけです。

3年後は元本が1,102,500円なので、同様に年利5%だと1,157,625円。このように、元本自体が増えていくので、これを転がすとどんどん大きくなる雪だるまに例えて「雪だるま式」と呼ぶことがあります。

積み立て投資で月に3万円ずつ投資すると、1年で36万円です。これに年利5%の利息だと、37万8千円。

2年目はこれに36万円積み立てが加わるので、元本は73万8千円。これに年利5%で77万4900円。このように膨れ上がっていくことが、複利効果のすごさなのです。

 

次に、同じ条件で、年利を4%にしてみます。

10年後が4,417,494円、20年後が11,003,239円。5%の時との差額は、10年で約24万円、20年では何と約133万円もの差が出てしまっています。前者は原付が買えて、後者は車が買えますね。

これは何のシミュレートかというと、信託報酬が高かった場合のシミュレートなのです。同じように年利5%で運用できても、信託報酬が1%かかっていたとしたら、差し引きで4%になります。するとこのように差が出てしまうわけですね。先ほどの20年の例だと、家賃が5万円とすると、2年分以上余分に払えてしまいます。老後の生活に差が出るわけです。これこそが、「信託報酬は安い方がいい」の理由です。

 

次に、画面左側の毎月いくら積立てる?をクリックします。積立期間を20年、年利5%で運用、目標金額を1億円にしてみます。それがこちら。

ここからわかるのは、投資は結局、入金力が大事という事です。簡単に言うと、「まず稼ぎましょう」という事ですw

100万円を年利10%で運用すると1年後には10万円の利益が出ますが、1000万円を年利10%で運用すると100万円の利益が出せます。家賃が月5万円とすると、前者は2か月分、後者は1年8か月分です。この差は大きいです。

 

最後に、画面左側の何年間積み立てる?をクリックします。毎月3万円を年利5%で運用、目標金額を1億円にします。それがこちら。

何と54年2か月w自分が生きれたとしても100歳を超えてしまいますw

ここからわかるのは、「若さこそが最大の武器」という事です。

20歳で積み立て投資を同条件で始めたとしたら、1億円超えるのは74歳という事です。日本人男性の平均寿命は80歳越えなので、まだまだ生きれます。自分とは大違いですね。さらに、若いという事は年寄りに比べて物覚えも良く、体力もあります。という事は、いくらでも収入を上げるチャレンジができるという事です。

 

正直、50歳の自分から見たら、20代の方はうらやましくて仕方がありません。なぜなら、若さという最大の武器を持っているからです。若い皆さんは、是非ともこの最高の武器を最大限に活用してください。

自分も「今日が一番若い日」と自分に鞭を打って頑張ります。

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